JUNISOL'S DIARY

JUNISOL'S DIARY

スピリチュアル サロンJUNISOL.の公式ブログです。

諏訪大社 訪問記〜下社春宮編〜

先日、長野県諏訪に鎮座されている諏訪大社に行ってきました。

全国に1万社を超えるという諏訪神社の総本社です。


7年に一度行われる御柱祭で知られていますね。



調べていた中で判明したのですが(遅い!)、

諏訪湖を挟んで南の上社本宮・上社前宮、北の下社春宮・下社秋宮

この4社から諏訪大社は成り立っています。


主祭神は、建御名方神(たけみなかたのかみ)と、妃神・八坂刀売神(やさかとめのかみ)

現地で得た情報によると、上社で男神をお祀りし、下社で女神をお祀りしているとのことです。




前日の晩に諏訪湖畔の宿に泊まって、翌朝からスタートしました。

初めに訪れたのは『諏訪大社 下社春宮』



下社の春宮・秋宮では、神様がこの2つの社を半年ごとに移られ、2月から7月末までは、春宮に鎮座されています。

諏訪大社の参拝では特に決まった順番はないそうですが、神様がいらっしゃる春宮から参拝することにしました。



からしっかり雨が降っていたのですが、下社最寄りの茅野駅につく頃には雨が収まっていました。

実はこちらの駅、晴れていると富士山が眺められるのだそうです。

f:id:junisol:20190712114459j:plain:w200


こうして表示してもらえると見逃すこともないので親切ですよね。

行かれる方はぜひ。



余談ですが、諏訪湖から富士山が見えるんですって。

その見えるポイントには残念ながら行けなかったので確認できませんでしたが、

葛飾北斎富嶽三十六景「信州諏訪湖」にもその眺望が描かれています。

北斎が描いたそのままの景色を観てみたかったなと思います。



茅野駅からてくてく20分ほど歩くと、交差点に大きな春宮大門が現れ、

大門を潜ってずっと真っ直ぐ、木々に覆われ緑が濃く感じられるところが春宮です。




f:id:junisol:20190712120041j:plain:w300


《神楽殿

春宮の境内を入ると、一気に空気が変わります。

正面が神楽殿です。


f:id:junisol:20190712120246j:plain:w300


f:id:junisol:20190712120524j:plain:w300



《結びの杉》

楽殿の右手側に結びの杉がお祀りされていました。

根元は一本杉なのですが、上を見上げると確かに二又です。


f:id:junisol:20190712120605j:plain:w300



f:id:junisol:20190712120643j:plain:w300



《幣拝殿》

楽殿の奥、幣拝殿で参拝をしました。

この先は入れませんが宝殿があって、そのさらに奥では御神木とされる杉の木をお祀りしています。

諏訪大社には本殿はなく、それに相当するのが宝殿だそうです。


少しだけ隙間から御神木を見ることができました。



春宮は参拝客が少ない印象でしたが、参拝の時は他に誰もいないという状況になり

心静かにお参りすることができていい時間になりました。


f:id:junisol:20190712120722j:plain:w300


f:id:junisol:20190712120758j:plain:w300



神社によっては、鏡や剣、勾玉、石などを神様が宿るものとされてきましたが、

春宮も秋宮も神様の御霊の依り代を「木」としています。

上社の本宮と前宮は「山」を御神体としていて、共に守屋山をお祀りしてるのです。


木や山という最も自然で、原始的な存在をお祭りするところに諏訪大社の歴史を感じます。

行ってみると、他の神社とも雰囲気が違うんですよね。

表現が難しいですが、街に流れる空気感なども含めて高千穂に近いような気がしました。


御柱

社殿の四隅に建てられている御柱

柱となるのは樅(もみ)の木だそう。

寅年と申年の7年毎に、御宝殿の造営と共に建て替えられている御神木です。


幣拝殿に向かって右手前の一の柱

f:id:junisol:20190712120835j:plain:w300


一の柱から時計回りで二の柱

(三と四は宝殿のさらに奥で見ることはできませんでした)

f:id:junisol:20190712120915j:plain:w300



万治の石仏

春宮近くを流れる砥川をを渡ると万治の石仏です。

この日は水かさも多く、川の水が流れる音に癒されました。


f:id:junisol:20190712155600j:plain:w300


f:id:junisol:20190712155654j:plain:w300



砥川に浮かぶようにしてある島を浮島といい、どんなに大水が出ても流されないことから、

下社の七不思議の一つとされているそうです。

縁起の良い感じがしますね。



橋を渡ると、万治の石仏が現れました。

絶妙なバランスです。


f:id:junisol:20190712155741j:plain:w300


お参りの仕方が掲示されていたので、それに倣って

一礼し「よろず治りますように」と唱え、

石仏の周りを願い事を唱えながら時計まわりに3周します。

正面に戻って「よろずおさめました」と唱えてから一礼しました。



一周を数えるのが苦手なのですが、

今回もやっぱり分からなくなってしまって、もしかしたら一周余分にまわったかもしれません。


万治の石仏は、岡本太郎氏が「世界中歩いているがこんなに面白いもの見たことがない」と絶賛したそうです。

胸のあたりに月や太陽、雲、雷、逆さ卍のモチーフや、右手側に「南無阿弥陀仏」の文字が彫られていもいて、

芸術的観点からも興味深い存在なのかもしれないですね。

全てをまわり終わると、またポツリポツリと雨が降り出しました。




4つの社どこもそれぞれに魅力的なのですが、私はこの春宮とその周りの川や緑が好きです。

こちらは観光地という雰囲気がしなかったのもお気に入りのポイントです。

時間があればもう少しゆっくり過ごしたかったな。



旅はまだ続きます。

****************

◆各種セッションのご案内◆

ミディアムシップこちら
バシャールセッションこちら
カードリーディングこちら

****************


JUNISOL 〜生まれたての頃のような、本来のあなたらしさをひきだします〜


f:id:junisol:20171009200107j:plain:w200


YOSHIKO
ミディアムシップマスター&バシャールコミュニケーター

HP : http://www.junisol.com

Mail : yoshiko☆junisol.com ※☆⇨@に変えてお送りください