こんにちは。
先日、安藤忠雄展ー挑戦ーを観に、国立新美術館へ行ってきました。
建築とは所縁のない私ですが、じっくり安藤ワールドを満喫することができました。
もしもこれから行く予定の方がいらしたら、ぜひ音声ガイドを手にされてください!
ご本人の解説が収録されていて、安藤氏の建築に対する考え方やお人柄が垣間見えるので
展示をより一層楽しめる事間違いなしです。
この写真は、展示のために再現された大阪府茨木市にある春日丘教会。
通称『光の教会』
ご存知の方も多いのでしょうけど、
こちらの教会が建設されるまでの裏話が面白くて、解説聴きながらくすくすと笑ってしまいました。
天才の考えることは自由でユーモアに溢れています。
枠にとらわれない発想って、すごくいいなあと思うんですよね。
安藤氏がクライアントに贈られたというお手製のパネルがコラージュみたいになっていて、
面白くて、ああいうの好きです。
初めは、コンクリートの建築ばかりで、色が無い世界だなあ…と思っていた私。
けれど次第に、周りの自然に溶け込んでいたり、その土地のよいところを生かした建築であることが分かってきました。
そして、安藤氏が建物だけじゃなくて、その周りの環境にも目を向けて植樹活動を行っていることも初めて知って、深く感銘を受けたんです。
直島のプロジェクトは、去年の夏に私も旅行で訪れました。
その時に、島民の方はこの大勢の観光客のことをどう受け止めているんだろう?って、
(自分を含め)こんなに大勢おしかけて、迷惑なんじゃないかな?って思ったんです。
でも、安藤氏の解説の中にこんなエピソードがありました。
最初は反対していた住民の方々も、終いには70歳くらいの方が「うどん屋でもやろうかな」って言い出したって。
魅力的な建築をつくることで、芸術作品が集まって、
それを観る為にたくさんの人が島を訪れる…
好意的に受け取った島の人の中に、新しい夢を描ける人がでてきた。
そういう影響を与えられるって素直に凄いと思いました。
これがもし、建築家の独りよがりの作品としての建築だったとしたら、こうはならないですよね。
島の景観を損なわず、山の傾斜をうまく利用した設計で、自然に溶け込んでいて美しかったのは確かです。
安藤忠雄展を観てから2日たった今、私に何が残ったのかを整理しました。
この建築に色を添えるのは、住まう人だったり、周囲の樹々や、屋内のインテリアやアートなんじゃないかと思っています。
使う人が自分たちの色に染めて、居心地よい空間に育てていく。
そのために、極限まで削ぎ落としたシンプルな造形にあえてしているのかな?って。
音声ガイドのはじめの方で、「自分で考えて住むことを日本人は忘れて来た。建築は住み手が考えるもの。」って仰っていた。
そのことが分かった気がしました。
ちょうど私もサロンができて、これから育てていくところだったので、
安藤氏のメッセージを受け取るタイミングもばっちりでした。
そして、印象深かったメッセージは、「挑戦すること。若い人はとくにね。」
今与えられている環境に感謝する事、足るを知ることも大切だと私は思うのだけれど、
一方で挑戦することも諦めてはいけないんだと教えてくれました。
最後に。
これからの自分への備忘録として…「あるものを生かしてないものをつくる」
今はいろんなものを吸収して、これから新しいものを自分の中から産み出したいなと思います。
少し時間をかけてでもね。
行ってよかった展覧会のひとつとして、今日はブログに残させて頂きました。
インスピレーションを得たりするのにもオススメの空間です。
展覧会は2017年12月18日(月)までだそうです。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
YOSHIKO
****************
◇◆◇お知らせ◇◆◇
◆レムリアン・ヒーリング®のセッション受付は、2017年12月末日迄となります
詳細はこちら
◆オリジナルの紅茶をプレゼント中です
詳細はこちら
◆各種セッションのご案内
◎メディテーショナルウォークはこちら
◎カードリーディングはこちら
◎バシャールセッションはこちら
◎レムリアン・ヒーリング®はこちら
****************
JUNISOL 〜生まれたての頃のような、本来のあなたらしさをひきだします〜
YOSHIKO ( Spiritual Director )
Mail : yoshiko@junisol.com ※メールアドレスが新しくなりました!
Instagram : JUNISOL (@yoshiko_junisol) • Instagram photos and videos